秋冬の加湿機シーズン
結局2拠点同じ機種

象印のスチーム式加湿機 居場所

9月まで異常に暑かった札幌も
10月下旬から秋らしく気温も下がり
湿度も下がって加湿器が稼働しています。

とはいえ、過酷な秋冬の関東に比べればまだマシかも。
冬の東京は晴れてて気持ち良い分、湿度が低い!
私は鼻の穴がピキピキすることがあります。

札幌の冬は雪があるので、
気分的には潤ってるような気もするのですが
やっぱり乾燥してるんです。

昨冬、1週間留守(=加湿なし)にして帰宅すると
湿度計はLOW表示=19%以下でした。

北海道・東京のどちらも、冬は物理的な加湿が必須です!

加湿器ジプシーからの脱出

乾燥のひどい東京で、
長年加湿器をあれこれ使ってきました。
確か一番最初に買ったのは、無印のスチーム式で
お手入れという概念がなく(取説には書いてあっただろうに…)
数シーズンで壊してしまい
その後は色々と買い替えて今に至ります。

ベースはシャープの加湿空気清浄機

まずは、おなじみ、シャープの空気清浄機、
プラズマクラスターのアレです。
もう何代も何台も使ってきて
買う度に薄く進化してるな〜と思います。

1年中、空気清浄機としてスイッチオンしているので、
乾燥してきたら、タンクに水を入れて加湿もします。

シャープの加湿空気清浄機

秋の札幌の「やや乾燥」くらいなら、これでもOKですが
真冬にこれ一台では(部屋ごとに置いていても)
太刀打ちできない感じ。

ガンガン加湿するためには
必然的に風量を【強】にせざるを得ず
「ブォー〜!」と頑張ってくれる音がちょっと気になるし
メインマシンとしては、物足りない。

で、単機能の加湿器を稼働させることになり
色々リサーチした結果、
北海道でも東京と同じものにしました。

加湿方法のいろいろ

加湿器には、加湿の方法として
大きく分けて3種類あります。(ハイブリッド式は割愛します)
どの観点で選んだかが伝わりやすくなると思うので
まずはそれぞれの特徴を。

【1】気化式

→濡らしたフィルターに風を当てる方法

洗濯物を干して、サーキュレーターを当てるのと同じ
シンプルなスタイル。
そう、旅先のホテルなどでバスタオルを濡らし、
ハンガーにかけた経験をお持ちの方は分かると思います。

上記の↑シャープの空気清浄機&加湿器はこの気化式です。
(中に丸いフィルターパネルが入っており、これが濡れます)

帰化式に特化したものとしてはスイスのメーカー
BONECO(ボネコ)のものがありますね。

BONECO気化式加湿機
ボネコ 気化式 加湿器(公式サイトより)

BONECO 気化式加湿器 

大容量のタンクでパワフルだし
静かだし、とっても優秀です。
赤ちゃんや小さいお子さん、
やんちゃなペットがいる場合は
熱くもなく、ナチュラルな加湿方式なのでオススメです。

【余談】
昔、職場にありまして
水が無くなったまま稼働させておくと
・・・誰かの足の??
というような匂いが漂い、気まずい雰囲気に。
謎が解けてからは、即給水で解決した思い出があります(笑)
(現モデルもそうかは不明です)

【2】超音波式

→水に細かい振動を与えて霧状にし、拡散する方法

煙が出ているように見える、オシャレめなアレです。
無印の店頭にあるアロマディフューザーと同じ仕組みです。

インテリア性が高いのですが、
それほど加湿力が強くないのと
水を加熱しないので、しっかりメンテナンスしないと
カビを拡散するような衛生問題が発生します。

でも、とても静かですし、
機種によってはアロマを使えるのは
やっぱり魅力ですね。

【3】スチーム式

→水を沸騰させて、湯気(水蒸気)を出す方式

圧倒的に加湿力が高いです。
さらに沸騰させているので、衛生的な問題がない。

稼働している湯気を撮ろうとしたら
レンズが曇ってしまいました(笑)
でも頼もしさが伝わる気もするのでこのままで。

スチーム式加湿機稼働中の湯煙

難点としては、光熱費のランニングコストですね。
お湯を沸かしてるので、電気代がかかるのも納得です。

スチーム式は、暖房の補助にも?

その結果、ここ数年
愛用しているのは電気ポットにそっくりの
象印のものになりました。

実際、東京の西向きの部屋では、
午後〜夕方は西陽と加湿器だけで暖房要らず。
なんなら半袖になっちゃうことも!

札幌の家も日当たりが良いので、晴れれば
日中ストーブを消して、デスク下のパネルヒーターと
加湿器だけで問題なく過ごせます。

沸騰した湯気が出ているので
暖房の補助になっているのかも?

象印スチーム式加湿機
象印スチーム式加湿器

昨冬は、電気代が高い話題で持ちきりでした。
オール電化の友人からは、
14万円という恐ろしい額の知らせ!

ガスと灯油と電気を使うマンションの我が家では
加湿器を使い始めてから2千円くらい上がりましたが
思ったほど灯油代(ストーブ代)がかかってないので
総合的にはまあ良いかな、という感じです。
今年も色々高そうですが…

象印スチーム式はお手入れ楽チンなのが神!

さて。
なぜこれを愛用しているのかというと
私はめんどくさがりだからです!!

もちろん、スチーム式にも
多様なメーカー、デザインのものがあり、
アロマが使えるものもありますね。
ただし、フィルター有りのものが多いように感じます。

VICSのスチーム式加湿機
VICSスチーム式加湿器

このVICSのスチーム式はフィルター不要、
タンク容量もたっぷり、デザインも好きですが
(これとは違って塩を入れるタイプのVICSもあります)
やはり水受けなどのお手入れ必須なので
ものぐさは諦めました。

かつて使用していたスチーム式の中には
「1週間に1回お手入れしてください」
と書いてあるものもありました、が・・・
(ちゃんと週一やれる人…尊敬…)

その点、まんま電気ポット方式のこれは
お手入れがめちゃくちゃ簡単。
なのに、すっかり忘れてて、こんなガビガビにさせる自分には
もはや選択の余地がありません。

象印スチーム式加湿機のポット内部のカルキ

内側にカルキがつくので
電気ポットと同じく【クエン酸】入れて

\ 洗浄ボタン押すだけ /

完全に楽チンの優勝です。

全くオシャレではないところも
また愛おしくなってきて
ポットさんと呼ぶようになってしまいました。
昼間は標準モード、
夜寝るときは寝室へ移動し、
弱モードで朝まで水切れもなく、良い感じです。
(水切れで「ピピピピピ」とアラートが鳴るので)

今シーズンこそは
月1でカルキ洗浄しようか、ポットさん。